赤ちゃん期

 ウマやクジラやサルの赤ちゃんは、本能という決まり切った生き方をしっかり身に付けて生まれてきます。生まれるとすぐに立ち上がったり、泳いだり、しがみついたりすることができます。生まれるとすぐ親になついて、後追いをします。
 それに引き換え人間の赤ちゃんは、わざわざ未熟な状態で生まれてきます。早く世の中に出て、親とのかかわりのなかで人としての生き方を学ぶ必要があるからです。そのため、生後半年ほどを「胎外の胎内期」と呼びます。親との一体感によって守られている時期です。
 半年を過ぎると後追いが始まり、「いざというときはお母さんでなきゃだめ」と頼りにします。困ったときには泣いて甘えます。
 

安心感が行き交う
気持ちが分かる
子育てが変わるおむつ替え
甘えない・泣かない・笑わない・目を合わせない
泣きに悩む
噛む
オッパイを飲まなくなった・卒乳・断乳